【2025年最新「メガシンカ」環境】高火力&エネ加速!新時代の「メガルカリオex」デッキの回し方を徹底解説

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2025年以降の新スタンダードレギュレーション(G, H, I)環境において、新たにリリースされた「メガシンカ」環境において早くも注目を集めているのが、圧倒的な攻撃力と安定感を両立した「メガルカリオex」デッキです。

この記事では、闘タイプの新たなエース「メガルカリオex」を主軸としたデッキの構築、基本的な使い方から、各カードの役割、そして強みと弱みまでを徹底的に解説します。これから新環境のデッキを組みたいと考えている方や、パワフルなデッキでバトルを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

「メガルカリオex」サンプルデッキ

🔗 解説に使うデッキレシピのURL:
https://www.pokemon-card.com/deck/result.html/deckID/U2UXSp-dn7qUf-M2yESp/

「メガルカリオex」デッキのコンセプト:速攻と高火力で盤面を制圧する

このデッキのコンセプトは、「序盤から安定してアタッカーを準備し、高火力なワザで相手を圧倒して素早くサイドを取り切ること」です。

その中核を担うのが、メインアタッカーの「メガルカリオex」です。ワザ「はどうづき」は、130ダメージを与えつつ、トラッシュから基本闘エネルギーを3枚もベンチポケモンにつけられるという、攻撃とエネルギー加速を同時に行う破格の効果を持っています。これにより、2体目、3体目のアタッカーが驚異的なスピードで育ちます。

そして、この「はどうづき」の性能を最大限に引き出すのが、「ルナトーン」と「ソルロック」のコンビです。ルナトーンの特性「ルナサイクル」は、手札の基本闘エネルギーをトラッシュすることで山札を3枚引くことができるため、デッキの回転率を高めると同時に、トラッシュにエネルギーを供給するという重要な役割を果たします。

序盤に「ルナサイクル」で盤面を整え、2ターン目には「メガルカリオex」が「はどうづき」で攻撃を開始。中盤以降は、270という大ダメージを叩き出すワザ「メガブレイブ」や、奇襲性能に長けたサブアタッカー「ハリテヤマ」を絡めて、相手の盤面を制圧していきます。

主な戦略と理想的な盤面

このデッキが目指す理想的な盤面は、バトル場とベンチに役割の異なるポケモンをバランス良く配置することです。

  • バトル場: エネルギーがついた「メガルカリオex」
  • ベンチ:
    • 次のアタッカー候補となる「リオル」や「マクノシタ」
    • デッキのエンジンとなる「ルナトーン」と「ソルロック」
    • 状況に応じていつでも動けるアタッカー(エネルギーがついた2体目の「メガルカリオex」や「ハリテヤマ」)

この盤面を構築することで、「メガルカリオex」が倒されてもすぐに次のアタッカーで攻撃を継続でき、息切れすることなく攻め続けることが可能になります。

特に強力な戦術として、以下の2つが挙げられます。

  1. 「ルナサイクル」⇒「はどうづき」の黄金ムーブ序盤に「ルナトーン」の特性「ルナサイクル」で手札の闘エネルギーをトラッシュしつつ、山札を引いて「メガルカリオex」やサポートカードを探しに行きます。そして、進化した「メガルカリオex」がワザ「はどうづき」を使い、トラッシュに送ったエネルギーをベンチのポケモンに供給。この流れが、このデッキの基本かつ最も強力な動きとなります。
  2. 「どすこいキャッチャー」⇒「メガブレイブ」の奇襲コンボ「ハリテヤマ」への進化時に使える特性「どすこいキャッチャー」は、相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出す強力な効果です。これにより、相手がベンチで育てているシステムポケモンやアタッカーを不意に呼び出し、「メガルカリオex」の超火力ワザ「メガブレイブ」(270ダメージ)で一撃できぜつさせる、といった奇襲戦術が可能になります。

ゲームの流れ:序盤・中盤・終盤の立ち回り

序盤の動き(1〜2ターン目):盤石な基盤を築く

ゲームの序盤は、いかに早くアタッカーとサポート役のポケモンをベンチに展開できるかが鍵となります。

  • 1ターン目:
    • 「ネストボール」や、闘タイプ専用のサーチカード「ファイトゴング」を駆使して、「リオル」「マクノシタ」「ルナトーン」「ソルロック」といったたねポケモンを並べます。特に「ルナトーン」と「ソルロック」のセットは最優先で揃えたい盤面です。
    • 手札に基本闘エネルギーがあれば、「ルナトーン」の特性「ルナサイクル」を使い、山札を引いて手札を充実させましょう。この時、トラッシュにエネルギーが溜まっていくことが後々の展開に繋がります。
  • 2ターン目:
    • 「リオル」を「メガルカリオex」に進化させ、攻撃の準備を整えます。手札にエネルギーが2枚あれば、手張りしてワザ「はどうづき」が使える状態を目指します。
    • 引き続き「ルナサイクル」を使い、デッキを回して必要なカード(サポートや次の進化ポケモンなど)を引き込みます。このターンから攻撃を開始し、サイドレースを有利に進めるのが理想です。

中盤の動き(3〜4ターン目):メガルカリオexで攻勢をかける

中盤は、「メガルカリオex」を主軸に積極的に攻撃を仕掛けていくフェーズです。

  • 「メガルカリオex」のワザ「はどうづき」で相手のバトルポケモンにダメージを与えながら、ベンチにいる2体目の「リオル」や「ハリテヤマ」にエネルギーを供給し、次のアタッカーを育てます。
  • 相手のデッキを見て、キーとなるポケモン(例:エネルギーを加速するポケモン、ドローを補助するポケモン)がベンチにいれば、「ハリテヤマ」の特性「どすこいキャッチャー」でバトル場に呼び出し、優先的に倒すことで相手の戦略を崩壊させることができます。
  • 「パワープロテイン」を使うことで、「はどうづき」のダメージは160に、「メガブレイブ」は300にまで上昇します。相手ポケモンのHPに応じて火力を調整し、効率的にサイドを獲得していきましょう。

終盤の動き(5ターン目以降):高火力でフィニッシュ

終盤は、サイドを取り切るための詰めの段階です。

  • 「メガルカリオex」のワザ「メガブレイブ」は、270という絶大なダメージを誇ります。次の自分の番に使えなくなるというデメリットはありますが、試合を決定づける一撃として非常に強力です。
  • 相手がHPの高いポケモンexをバトル場に出してきた場合は、ACE SPECカードである「マキシマムベルト」の出番です。「メガブレイブ」(270) + 「マキシマムベルト」(+50)で合計320ダメージとなり、ほとんどのポケモンexを一撃で沈めることができます。
  • 確実に勝ち切るために、「ボスの指令」や、劣勢時に使える「カウンターキャッチャー」で相手のベンチにいる逃げられないポケモンや、倒せば勝利となるポケモンを呼び出し、フィニッシュを狙います。

採用カード解説:デッキを支えるキーカードたち

ここからは、このデッキに採用されている主要なカードの役割について詳しく解説します。

ポケモン

メガルカリオex

このデッキの絶対的エースアタッカー。HP340という高い耐久力を持ち、2つの強力なワザを使い分けます。ワザに使うエネルギーも少なく、このデッキにおける速攻を実現します。

  • ワザ「はどうづき」 (130ダメージ): 闘エネルギー1つで使え、ダメージを与えつつトラッシュから闘エネルギー3枚をベンチに加速できる、このデッキのエンジンとなるワザ。序盤から終盤まで安定して高火力を出し続けながら、後続を育てることができます。
  • ワザ「メガブレイブ」 (270ダメージ): 闘エネルギー2つで放つ超火力ワザ。連発はできませんが、相手のエースポケモンを一撃で倒す決定力を持ちます。

ルナトーン & ソルロック

デッキの安定性を支える重要なシステムポケモンです。

  • ルナトーンの特性「ルナサイクル」: 自分の場に「ソルロック」がいるという条件で、手札の基本闘エネルギーを1枚トラッシュすることで、山札を3枚引けます。これにより、手札事故を防ぎつつ、「はどうづき」のためのエネルギーをトラッシュに用意できます。
  • ソルロックのワザ「コスモビーム」: 70ダメージを与えられ、相手のポケモンが育つ前の序盤にはサブアタッカーとしても機能します。

ハリテヤマ

奇襲性能に優れたサブアタッカー。

  • 特性「どすこいキャッチャー」: 手札から出して進化した時に1回使える特性で、相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出します。実質的に「ボスの指令」と同じ効果を特性で使えるため、サポート権を使わずに相手の戦略を妨害できます。
  • ワザ「ワイルドプレス」 (210ダメージ): 3エネルギーで210ダメージという高い火力を持ち、自身にも70ダメージを受けるデメリットはありますが、非exのポケモンとしては破格の性能を誇ります。

グッズ

ファイトゴング

闘タイプデッキ専用の強力なサーチカード。山札から闘タイプのたねポケモンか基本闘エネルギーを手札に加えられます。序盤の盤面展開を安定させるために不可欠なカードであり、4枚採用されています。

パワープロテイン

この番、自分の闘ポケモンが使うワザのダメージを「+30」するグッズ。単純な火力アップが非常に強力で、あと一歩届かないHPの相手を倒すために重宝します。複数枚使えば効果は重複するため、「はどうづき」のダメージを引き上げ、序盤に大ダメージを実現することも可能です。

ポケモンのどうぐ

マキシマムベルト (ACE SPEC)

デッキに1枚しか入れられない強力なACE SPECカード。このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンex」へのダメージが「+50」されます。主に「メガルカリオex」につけ、HPの高い相手の切り札を一撃で倒すために使用します。

サポート

  • リーリエの決心 / 博士の研究: 手札をトラッシュしつつ山札を大量に引くことができるドローサポート。このデッキはトラッシュにエネルギーを送る動きと相性が良いため、これらのカードを積極的に使ってデッキを高速で回転させます。
  • ナンジャモ: 相手の手札に干渉できる強力なサポート。自分が不利な状況で使うことで、相手の動きを鈍らせ、逆転のチャンスを生み出します。
  • ボスの指令: 試合を決定づけるための必須カード。相手のベンチにいるキーポケモンを確実に仕留め、勝利を掴むために使います。

このデッキの強みと弱み

強み

  • 安定した序盤展開とエネルギー加速:「ルナサイクル」と「ファイトゴング」により、序盤から安定して盤面を構築できます。さらに「メガルカリオex」の「はどうづき」によって、一度動き出せばエネルギーに困ることは少なく、継続的に攻撃を仕掛けられます。
  • 状況に応じた高い攻撃性能:メインの「メガルカリオex」による高火力はもちろん、「ハリテヤマ」での奇襲や、「パワープロテイン」「マキシマムベルト」によるダメージアップなど、相手や状況に応じて柔軟に火力を調整できる点が強力です。
  • サブアタッカーの優秀さ:メインの「メガルカリオex」が倒されても、「ハリテヤマ」が高い火力で反撃できます。きぜつしてもサイドが1枚しか取られない非exのアタッカーが強力なため、サイドレースを有利に進めやすいです。

弱み

  • メガルカリオexがきぜつした際のリスク:メインアタッカーである「メガルカリオex」がきぜつすると、相手にサイドを3枚も取られてしまいます。HPが高いとはいえ過信は禁物で、回復手段もないため、一度大きなダメージを受けると立て直しが難しい場合があります。
  • 特性への依存度:「ルナサイクル」や「どすこいキャッチャー」など、強力な特性に依存しているため、「頂への雪道」のような特性を封じるスタジアムカードや、特性を止める効果を持つポケモンが登場すると、デッキの動きが著しく鈍化する可能性があります。
  • 弱点タイプへの不利:「メガルカリオex」と「ハリテヤマ」は、どちらも超タイプが弱点です。環境に強力な超タイプのデッキが存在する場合、相性的に厳しい戦いを強いられることになります。

まとめ

今回ご紹介した「メガルカリオex」デッキは、安定感、スピード、そしてパワーを兼ね備えた、新環境を代表する強力なデッキタイプの一つです。使い方の基本はシンプルながら、どのポケモンを呼び出すか、どのタイミングで大ワザを使うかなど、プレイヤーの判断が勝敗を分ける奥深さも持っています。

パワフルなワザで相手を圧倒する爽快感を味わいたい方、攻撃的なデッキが好きな方には特におすすめです。ぜひこの記事を参考に、自分だけの「メガルカリオex」デッキを構築し、新環境のバトルを楽しんでください。

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