リーリエのピッピex(バトルパートナーズ)最新相場&環境評価&相性のいいカードまとめ

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以下の記事は、「バトルパートナーズ」に収録された《リーリエのピッピex》について、2025年2月18日時点での相場やスタンダードレギュレーションでの立ち位置、相性の良いカードなどを解説したものです。約3000字程度のボリュームでまとめていますので、カードの評価をより深く知りたい方のご参考になれば幸いです。


リーリエのピッピex(バトルパートナーズ収録)とは?

ポケモンカードゲームにおいて“リーリエ”と名の付くカードは、常に高い人気と注目度を誇ります。リーリエというキャラクター自体がゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」世代で絶大な支持を得たこともあり、これまで多くのリーリエ関連カードが高額化してきました。そのような背景の中、2025年リリースの拡張パック「バトルパートナーズ」に収録されたのが、《リーリエのピッピex》です。

このカードは「リーリエ」と「ピッピ」がタッグを組んだ特別なコンセプトで作られており、カードのレアリティにも複数の種類(RR、SR、SARなど)が存在します。特にスペシャルアートレア(SAR)版のイラストは、コレクター人気の高さから一気にプレミアが付き、登場当初から市場価格が急騰しました。また、対戦面でもドラゴンタイプへの対抗策になり得る特性を備えており、実用面でも無視できないポテンシャルを秘めています。コレクションと実戦の双方で評価が高いことが、本カードの大きな特徴と言えるでしょう。

本記事では、まず2025年2月18日時点での「リーリエのピッピex」の価格相場について整理します。その後、スタンダードレギュレーションでの活躍が期待される理由や、実際に採用されている戦術・デッキタイプについて見ていきましょう。最後に、《リーリエのピッピex》と相性の良いカードをいくつか紹介し、デッキ構築のヒントをお伝えします。


2025年2月18日時点での買い取り相場

スペシャルアートレア(SAR)版の高騰

まず注目すべきは、スペシャルアートレア(SAR)版の《リーリエのピッピex》の価格です。過去のポケモンカードでは、リーリエ関連のイラスト違いカード(たとえば「がんばリーリエ」や「リーリエの全力」など)は常にトップクラスのプレミアムが付いていました。今回も例に漏れず、本作のSAR版は発売直後から一気に高騰し、登場から間もない時期でありながら4万円後半~5万円台での買い取りが確認されています。さらに、販売価格やオークションの落札価格では5万円台後半、店舗によっては6~7万円台に届くケースもあるほどです。

この高騰の要因としては、やはりリーリエというキャラクターの知名度と人気が挙げられます。SAR版はイラストにこだわりが詰まっており、コレクター需要が集中しやすいのです。また、パックからの排出確率が低く希少価値が高いため、在庫が十分に供給されにくく、結果として相場が上振れし続けています。今後も大きく環境やメタが変わった際に多少の上下はあるかもしれませんが、リーリエ関連カードは長期的に価格が落ちづらい傾向があります。

通常版(RR)およびSR版の価格動向

一方、通常レア(RR)版の《リーリエのピッピex》は、プレイ用として需要はあるものの、コレクション目的での需要はSAR版ほど高くありません。そのため、買い取り価格は数百円程度が相場です。安いところだと100~150円前後で買い取られている店舗も見受けられます。SR版(イラスト違い)は通常版よりは高額になりやすいですが、それでも2,000~3,000円前後のレンジにとどまっていることが多いです。

もし純粋に対戦用として必要であれば、これらの通常・SR版は比較的手に入れやすい価格帯と言えるでしょう。SAR版との性能差は基本的にイラストのみ(ホロ加工含む)ですので、「遊ぶためのカードが欲しい」というプレイヤーは通常・SR版で十分実用的です。これらの相場は、コレクター市場の影響を受けにくいため、劇的に高騰する可能性はやや低いと考えられますが、今後の需要次第では緩やかな価格上昇もあり得るでしょう。


スタンダードレギュレーションにおける立ち位置

ドラゴンタイプへのメタカードとしての評価

リーリエのピッピexが注目される最たる理由は、その特性にあります。特性「フェアリーゾーン」は、場にいるだけで相手のドラゴンタイプポケモン全員に超弱点を付与するという極めて珍しい効果を持っています。通常、ドラゴンタイプのポケモンは弱点や抵抗力が設定されていない、あるいは特殊なタイプ相性を持つことが多いため、耐久力の高いドラゴンポケモンに対して確実に弱点を突くのは難しい局面が多々ありました。

しかし、リーリエのピッピexをバトル場やベンチに置いておくだけで、ドラゴンタイプの高HPポケモンが一気に“超弱点2倍”のリスクを背負うことになります。たとえばHPが300を超えるようなドラゴンEXポケモンでも、超タイプのアタッカーであれば容易に一撃圏内に収められるようになるため、特にドラパルトexなどの環境上位デッキに対して強いメタカードとして成立しているのです。

ベンチ依存の高火力ワザ「フルムーンロンド」

リーリエのピッピexには、対戦においてアタッカーとしての役割を担えるワザも備わっています。そのワザ「フルムーンロンド」は、自分と相手のベンチポケモンの合計数×20ダメージを追加するという、いわゆる“ロンド系”の火力上昇効果を持つ技です。お互いにベンチをフル展開すれば、2エネルギーで200点超のダメージを叩き出せる可能性があり、一部のEXポケモンを一撃で倒すことも十分に狙えます。

このワザはベンチポケモンが増えないと火力が不足しがちな点が弱みでもあります。しかし、逆に言えば、状況によっては一撃必殺級のパワーを発揮できるとも言えます。相手がベンチを絞ってくる場合でも、自分のベンチはもちろん、後述する《リーリエのアブリボン》などで相手のベンチを無理やり増やすコンボも存在するため、火力不足を補う手段は用意されています。

《リーリエのしんじゅ》でサイドレースを優位に

同じく「バトルパートナーズ」で登場したどうぐカード《リーリエのしんじゅ》は、リーリエのポケモン専用の強力な装備として大きな注目を集めています。これを《リーリエのピッピex》につけておけば、倒されたときに相手が取れるサイドが1枚減る、つまり本来2枚取られるところを1枚に抑えられるという驚異的な効果を得られるのです。

HPがそれほど高くないリーリエのピッピexにとって、倒されやすさは大きなリスクですが、「しんじゅ」のおかげでサイドレースをコントロールしやすくなります。相手からすれば、高火力を放つ可能性があるポケモンを早めに倒したい一方、倒してもサイドアドバンテージを十分に得られないというジレンマを抱えることになり、対戦の流れをこちらのペースに持ち込みやすくなるわけです。


相性のいいカード

ゼロの大空洞(スタジアム)

まず挙げられるのが《ゼロの大空洞》といった、ベンチポケモンの上限を増やせるスタジアムカードです。ロンド系のワザはベンチの数に比例してダメージが上昇するため、お互いのベンチが増えるほど火力を伸ばしやすくなります。相手のベンチがあまり増えない場合でも、自分側だけでも最大数を増やせれば、200点超えは十分現実的です。リーリエのキュワワーやアブリボンなど、ベンチ展開に特化したサポートカードと併せて活用すると効率よく火力アップを狙えます。

リーリエのキュワワー

《リーリエのキュワワー》は、「山札からリーリエのポケモンを複数枚までベンチに出せる」という特性やワザを持つカードとして知られています。最序盤から一気にピッピや他のリーリエ関連ポケモンを展開できれば、「フルムーンロンド」の高火力を早い段階で狙えるでしょう。特に先述の《ゼロの大空洞》と組み合わせることで、一挙にベンチを埋めて火力を底上げする動きは非常に強力です。

リーリエのアブリボン

《リーリエのアブリボン》は進化時に相手の手札から種ポケモンを強制的にベンチへ出させる特性を備えており、相手がベンチを絞ろうとしていても、無理やりベンチを増やしてしまうことができます。これにより、フルムーンロンドのダメージ源を相手に押し付ける形で火力を高められるのがポイントです。単に自分側のベンチを増やすだけではなく、相手にもベンチを置かせることで合計数を増やし、ダメージ計算を一気に引き上げるコンボが可能になります。

超タイプの主力アタッカー

リーリエのピッピexが持つ「フェアリーゾーン」の効果によって、ドラゴンタイプのポケモンは強制的に超タイプの弱点を持たされます。これは、サーナイトexなど強力な超タイプのアタッカーにとって非常に魅力的なシナジーです。ピッピ自身が攻撃をしなくても、ベンチに存在しているだけでドラゴンタイプへの対抗策となるため、超タイプ中心のデッキ構築であれば1~2枚のピン差し採用でも大きな働きを見せる可能性があります。


まとめ

《リーリエのピッピex》(バトルパートナーズ収録)は、リーリエ人気に支えられた高いコレクター需要と、ドラゴンタイプへのメタカードとしての対戦需要を兼ね備えた、非常に注目度の高いカードです。特にスペシャルアートレア(SAR)版は、イラスト面でもトップクラスの評価を受けており、発売当初から価格が大きく跳ね上がりました。2025年2月18日時点での買取価格は4万円台後半から5万円台に達し、さらに高値での取引事例も報告されています。

対戦面では、特性「フェアリーゾーン」がドラゴンタイプポケモンに超弱点を与えるという希少な効果を持ち、高耐久で弱点を持たないドラゴンポケモンを一撃で落とす戦略に寄与します。さらに、自身のワザ「フルムーンロンド」はベンチポケモンの数に応じて火力が跳ね上がるタイプの技であるため、《ゼロの大空洞》や《リーリエのキュワワー》、《リーリエのアブリボン》といったベンチ展開カードと組み合わせれば、2エネルギーで200点を超える高火力を実現可能です。また、《リーリエのしんじゅ》を装備することでサイドのやり取りを有利に進められる点も、リーリエのピッピが対戦で採用される理由の一つとなっています。

もしプレイヤーとしてこのカードを使ってみたい場合は、通常版(RR)やSR版であれば比較的手に入りやすい価格帯です。環境上位クラスのドラゴンポケモンをメタりたいと考える人にとって、リーリエのピッピは間違いなく候補に挙がる一枚と言えるでしょう。一方、コレクションとして最高レアリティのSAR版を狙う場合は、数万円単位の出費を覚悟する必要があります。しかし、リーリエ関連カードは長い目で見ても高い需要が続きやすい傾向があるため、今のうちに確保しておくのも一つの選択肢です。

以上、《リーリエのピッピex》の相場や競技的な評価、そして相性の良いカードに関する情報をまとめました。スタンダードレギュレーションでの実績がさらに積み上がれば、対ドラゴンデッキ以外にも思わぬコンボが見つかる可能性も十分にあります。コレクション・対戦の両面で今後も注目度の高いカードですので、興味のある方はぜひ情報をチェックしてみてください。


この記事の内容は2025年2月18日時点の情報に基づいています。実際の相場やレギュレーションは日々変動・更新される可能性があるため、ご利用の際は最新情報のご確認をおすすめします。

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